ビオトープとは、生物学で動植物の生息する空間(生物生息空間)という意味で、ギリシア語の”bios(命)”と”topos(場所)”を組み合わせた造語で、ドイツで生まれた言葉です。
「生態系」と似たような言葉ですが、ビオトープは”ある生物”が生息する”空間”を指す言葉で、多種多様なビオトープが生態系を形作っていると言えるのです。
本来はこのような意味を持つ言葉ですが、近年では屋外で水生生物を飼育する事全般をビオトープと称するようになっています。
ビオトープの代表的なものには、庭の池や睡蓮鉢などの容器を使用した物があります。
飼育される生き物は、コイや金魚、メダカやドジョウなど様々です。
特に、容器を使用したものは小さなスペースでも始められ、”和”を感じさせるお洒落なデザインで、特別な器具を用意する必要がなく、手入れも簡単な事から癒しを求めて近年人気が高まっています。